長女は気まぐれな性格。

基本的にはいい子なのだが、ムラがある。

こっちが何も言わなくても、

「お皿洗っておくから」
「洗濯物たたんでおくね」

と言って率先して手伝ってくれるときもある。

でも、

おかしを食べたら食べっぱなし　とか
起きたら布団をそのままほっとく　とか

ズボラなところが多々ある。

今日も、朝食でうどんを食べていたら

「私も食べたい」

と言ったので半分あげ、
足りなかったのでもう一玉食べようと思ったら

「もっと食べたい」

と言いだしたので、

「いいけど、テーブルの上片付けたらね」

といったら、

「えーっ、やだなぁ」

とキレだした。頭にきたので、

「食ってばかりで何もしないなら豚だな、豚っ！」

と言ったら、泣き出してしまった。

妻には、豚はよくないとか言われ散々な朝だった。

いつもは下二人をチャリに乗せて保育園に送りに行っているが
先週は連日朝から雨が続き、２日傘をさして徒歩で通った。

末娘は、雨でも基本おんぶで連れて行くので
おんぶする父親の労苦を無視すれば特に問題はない。

雨の日にグズるのは、一緒に歩いて行かなければならない次女のほう。

１年前までは、途中まで三女を前抱っこ、後ろに次女をおんぶして
通っていた頃もあったが最近では次女も三女も重くなってきたので
そんな自滅するようなことはせずに問答無用に次女には歩いてもらっている。

久々の雨だったため１日目は特に問題なく、連れて行くことができたのだけれど

問題は２日目だった…

起床後、雨だと知ると、ただでさえ朝機嫌の悪い次女は
「歩いて行きたくない。自転車で行けないなら休む」と駄々をこねだした。

（次女は姉妹一寝起きが悪く、起こしても中々起きてくれない…
ただし、日曜だけは特別で「プリキュアはじまってるよ」と一言
つぶやけばムクッと立ち上がり、トコトコとテレビの前まで移動する）

朝は特に時間ギリギリなので、
次女の愚痴を当然のように無視して外に出たが全く歩こうとしない。

通常なら、グミとか飴とか餌を用意してやる気を上げさせるのだが、
急いでいたため、餌が全くない。。

苦肉の策で、風呂場で好評だった高速しりとりをしながら歩こうかと提案。
すると、思いがけずに次女は食いついてきた。

そして、次女の手を引きながらしりとりをしならが
何とか保育園まで無事に到着、そして会社へも遅刻することなく到着。

今日も何とか遅刻しないで会社に行けたゾ、ほっ。

長女のあだ名は、「抜作先生」。

ついでにとんちんかんというマンガが昔あったが、
その主人公の間抜作に似ているということから家族内では
すでに定着したあだ名になっている。

基本的に、長女は目がぱっちりしていてともて美人でかわいいけれど、
少々というかかなりおちゃらけた性格で、笑い出すとその箍がはずれて
目が抜作先生のようなエロい目に変わり、お下品な笑い方になる。

しかも歯が生え替わっている時期なので、抜作先生を完コピした表情になる。

たまたまその表情を見たとき、抜作先生とシンクロしてしまい思わず
「まさに抜作先生だよ・・」と口にしたところ、妻も同様に考えていたらしく
いつの間にかそのあだ名が定着してしまった。

ネットで検索した抜作先生の画像を娘たちに見せると、
キレるどころが長女本人もなぜか大爆笑・・・昨日も
AKB48のライブを見ながら踊っていたが、踊りの間々に
オリエンタルラジオのチャラ男藤森ばりに「抜作合いの手」を
入れて豪快に踊っていました。

ポジティブシンキングでのびのびと育っている長女の姿を見て
温かくなる今日この頃でした。

昨日、同僚と飲んでいたため妻と娘が寝静まった頃に家路につき、
海外ドラマのグッドワイフを２話から６話まで一気に見てしまった。。。

いゃ～、ほんとグッドワイフは2ndシーズンに入ってより一層面白くなってるね！！

おかげで、かなり寝不足の今日この頃。

しかも、長女は６時頃から起床しているのに、
7時40分になるまで全くもって両親を起こさず。。。

本人は7時より遅く起こすと、

「パパ、なんでもっと早く起こしてくれなかったの！」

朝っぱらからキレるくせに、今日の長女はゆっくりと朝食を
自分で用意して黙々と食べて、着替えも済ませていたよ！！

あと、宿題の音読を親に聞いてもらって評価してもらわなければ
ならないんだけど、寝ている親父にブツブツと言っていた気がする。

起きてみると、テレビの前で寝ていた私の横には、
寝るときにはいなかった次女が布団の中で寝ていた。

しかも「起きなよ！起きなよ！」と叫んでも微動だにせず。
しかたないので無理矢理起こしたら超グズグズで機嫌が悪い。

幸か不幸か三女の方は母親と起きてきて黙々と
コーフレークを食べていたので、ちょっとホッとした。

父親である自分は起きてからノンストップで昨日の食器を洗い、
三女の着替えを手伝い、下の二人の保育園の用意をして
自転車に乗り込んで猛ダッシュで保育園へ。

自転車の上で三女の顔色が徐々に曇っていき、
しまいには「あっち、あっち」と元の道を指してグズりはじめた。

すでに時間がやばいので、無理矢理抱き上げて、
担任の先生に預けたけれど、じたばたしながら爆泣きでもう大変。


結局今朝は三姉妹全員がグズグズだったという結果に。

あ～しんど。。

ひたむきな長女。
ただ、抜けていてボーッとしたところがある。

どんなに話しかけても、全く反応しないので、
キレて怒鳴っても無反応。。。

ゲンコツを落としてようやく気付き、
「なんで叩くのっ？？」と逆ギレ。

何回も呼んでたんですけど・・・。

じつは昨日、このボーッとした性格は、
父親である私の遺伝子から受け継がれたことが発覚。。

妻にいろいろ言われ、自分では聞いていたつもりだったが、
「全然っ、聞いてないじゃない！」と激怒され、

「えっ、全然聞いてるじゃん。」と言ったものの
娘からも「パパ、ボーッとしてたよ。」と言われてしまった。

「長女のボーッとした性格は、父親譲りなわけね」

と妻には勝手に納得させてしまい、終了。

本当は認めたくはないけれど。
ボーッとした性格は父親譲りということに。

でも、自分の性格が娘に受け継がれて
ちょっと微笑んでしまった父なのでした。